パソコンをお使いの方も、Androidをお使いの方も、iPhoneやiPad等のiOSをお使いの方も、このサイトを見るのに何かしらのブラウザをお使いかと思います。それはSafariかもしれませんし、Chromeやもしれませんし、Firefoxなのかもしれません。
もちろん私もブラウザーを使っています。そりゃブラウザを使わないとネットが見れませんから。もちのろん使います。
でも、時々こう思いませんか? 「かゆい所に手が届かないな~」と。私も、数年前までは思っていました。数年前までは。
でも「Vivaldi」を使ってからは、劇的に少なくなりました!!(0とは言っていない)
Vivaldiって何?
ヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー(通称テッちゃん)氏が「Opera ソフトウェア」を辞職し、新たに立ち上げたブラウザーです。
「Opera」が「My Opera コミュニティ」というコミュニティサイトを閉鎖したことを受け、情報を共有できるサイト「Vivaldi.net」を開設したことが、「Vivaldi」としての最初の活動になります。
その後、ウェブブラウザーとしての「Vivaldi」が公開され、現在に至ります。
"A new browser for our friends"(私たちの友人のための新しいブラウザ)というスローガンのもと、他のブラウザーにはない、「かゆいところに手が届く」ブラウザーになっているなと思います。事実なっています。
Vivaldiの主な機能
カスタマイズ
拡張機能
VivaldiはChromium系のブラウザです。ChromiumとはGoogleが主導するオープンソースのブラウザで、言ってしまえばVivaldiのベースはChromeというわけです。(暴論)
つまり、ベースは同じわけですから、Chromeで出来る大抵のことはVivaldiで出来てしまいます。
そういうわけで、Chromeで使うことが出来る拡張機能も、Vivaldiで使うことが出来るんですよね。
方法は簡単、Chrome Web Store で好きな拡張機能を探し、「Chromeに追加」を押すだけ(VivaldiだけどChromeで問題なし)。
タブ管理
タブスタック
『「Vivaldi」で一番便利な機能は何?』 と聞かれれば、必ずこれを紹介します。「タブスタック」です。
どんな機能かと言いますと、タブをスタックする機能です。そのまんまです。
よく「いらねーだろそんな機能」とか「誰得?」みたいなことを言う輩も居ますが、使ってみた後の声は決まって「これスゲーな!」です。
例えばですよ、日頃YouTubeとか見たり、調べ物したり、これ面白そうだなと思うサイトを新しいタブで開いたりしますよね。しますよね!? 10個ぐらいだったら良いんですけど、20とか30あたりになってくるとどれがどのサイトなのか一向にわからなくなります。
そんなときに便利なのがこの「タブスタック」機能なんです。複数のタブを、一個にまとめることが出来るんです! ウィンドウでまとめるとかじゃなく、「1つのタブにまとめる」んです!
しかも、まとめるのにもここでは紹介しきれないほど色々便利な機能があります。
{タブスタックURL}
タブの休止
タブスタック。非常に便利な機能です。たくさんのタブを開くことが出来ます。
しかし!!、タブを大量に開いてしまうとものすごくメモリを食います。下手すると「Chromeさん、メモリ食べ過ぎでもうお腹パンパン」事件の再来レベルです。
そんなときに、この機能が光ります。「タブの休止」です。機能は、読んで字の如く、タブの休止です。
簡単に言いますと、バックグラウンドで動いているタブを、休止するわけです。そのままですね。
これをすることによって、メモリやCPU、GPUの使用率を下げれたりと、メリットしかありません。嘘です。デメリットがあります。それはバックグラウンドでタブが動かないことです。
「何言ってんだ」と思われるかもしれませんが、結構不便なこともあります。それは「YouTube」がバックグラウンドで再生されません。
音楽とかを聞きながら作業をしていて、タブの休止をした場合、YouTubeの再生が止まります。注意してください。
{タブスタックURL}
ツール
メモ
私は、恥ずかしながら忘れっぽい質です。しかしながら、忘れっぽくても物覚えが良くても、メモはするものです。
Vivaldiのメモ機能は、ものすごく便利です。
- メモしたときのURLが保存される
- メモしたときのスクリーンショットが保存される
- Markdown方式で記述できる
便利な機能てんてこ舞いです。確かに、「それぐらいの機能普通だろ」と言いたくなる人もいるかと思います。しかし、ブラウザに標準付属している事が重要なんです。
言ってしまえば、Evernoteとか、Google Keep だとか、便利な機能が腐るほどあるメモアプリがあるのぐらいは知っています。
しかしながら、ブラウザそのものの機能であるからこその便利さというのがあります。例えば、右クリックからすぐメモできたりだとか、逆にメモを挿入できるだとか。
ぱっとメモしたいときに、何かと便利です。
{メモURL}
スクリーンキャプチャー・スクリーンショット
スマホでブラウジングしていると、よくあることをしてしまいます。スクリーンショット、スクショです。
これ面白いな、とか、人間の3大欲求の内のどれかが激しく反応すると、よくスクリーンショットをしてしまいます。そんなスクリーンショットが、Vivaldiの標準機能で搭載されています。
しかも便利なことに
- 現在表示をしているところをスクリーンショット
- ページ全体をスクリーンショット
の両方があります。なにげに便利です。
しかも、パソコンでスクリーンショットをするスマホにはないメリットがあります。
それは、「スクリーンショットの画像の整理がしやすい」ということです。
なにかの雑誌で見たことがあります。
- スマホは情報を見るのに適している
- パソコンは情報を集めるときに適している
スマホでスクリーンショットを撮影すると、同じファイルに保存されますが、スマホってものすごくファイルに分けるのがめんどくさいです。
それに比べパソコンはファイルに分けるのがとても楽です。
{キャプチャURL}
マウス & キーボード
キーボードショートカット
いろんなソフトでもいろいろなショートカットがありますよね? お使いのお好きなソフトで、お好きなキーボードショートカットがあるかと思います。
ハッキリ言ってマウスを使わないほうが、基本作業効率が良いですから。
でも、結構キーボードショートカットってソフトによって変わるんですよね。
GIMPでは選択範囲の解除が「Ctrl+Shift+A」なのに、FireAlpacaでは「Ctrl+D」なんですよね。
かなりイライラします。「あれ、なんで解除されないんだ?」とちょっと考えてしまうんですよね。
でも、Vivaldiなら大丈夫。全然大丈夫。全く大丈夫。
キーボードショートカットを、細かく設定できます。
どのコマンドにするのかを選べるのはもちろん、複数を設定することさえ出来ます。
Chromeにも一応キーボードショットカットはありますが、設定はできないんですよね。
{キーボードショットカットURL}
マウスジェスチャー
最近、注目? されているマウスジェスチャーですが、もちのろんVivaldiに標準付属しています。
マウスジェスチャーとは、マウスの右クリックを長押ししているときに、マウスを動かした方向やルートによって動作を決めるやつです。
言い換えれば、「マウス版キーボードショートカット」みたいなものです。
先程、マウスを使わないほうが作業が早いなんて言いましたが、Youtubeを見るのに作業効率なんていらないわけで、マウスを使ったほうが良いわけです。
特に、「閉じたタブを開く」とか「一つ前に戻る」等のマウスジェスチャーを覚えておくと、ものすごくネットサーフィンがはかどります。
この機能も拡張編集などを入れればどうにでもなるんですが、やはり、ブラウザー付属というのは正義です。
{マウスジェスチャーURL}
プライバシー
広告ブロック
最近のブラウザーや企業は、プライバシープライバシーと、口を揃えて言います。まあ私としては信用しているサイトやサービスには正確な情報を打ち込みますが、それ以外のサイトには偽名さえ使います。
そんなことより、何より素晴らしいのは、広告ブロックです。最高です。
やはり導入したて(2020年5月10日)というのもあって、時々広告が表示されたりしますが、結構ブロックされます。
広告ブロックを積んでいるブラウザと言えば「Brave」が有名ですが、逆にそれ以外はあまり魅力を感じません。
{広告ブロックURL}
最大の弱点、すでに克服済み。同期ができる
Vivaldiにはこんなにもの素晴らしい機能があります。Vivaldiにしない理由がないぐらいに。
でも、数年前まではそうではありませんでした。
「同期機能」がなかったんです。
ハッキリ言ってそれだけが不満でした。ノートパソコンを使っている私にとって、端末間でデータが同期できないのは、苦痛でした。
ハッキリ言ってそれだけが不満でした。ノートパソコンを使っている私にとって、端末間でデータが同期できないのは、苦痛でした。
こっちのパソコンでは出来るのにあっちのパソコンでは出来ないなんて、不便極まりありませんでした。
まあでも今はできるので、なんの問題もないんですがね。
{同期URL}
Android版もあるよ
なんとVivaldi、Android版もあるんです。
ちょっと前まではBata版だったんですが(現在2020年5月10日)、最近Bataじゃなくなりました。
Android版の完成度、よく出来ていると思います。
でも、やっぱり新しいものなだけあって、細かいところはまだまだです。それでも使いやすいんですが。
まとめ
Chromeを使っている人は、Vivaldiに移行しない理由がありません。
様々な機能がついて、少なくともVivaldiより優れたブラウザを私は知りません。
この記事を気に、ぜひ、考えてみてはいかがでしょうか?
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