通勤中に本を読むサラリーマンさん、暇な時に読む学生さん。なんの本を読もうか悩んでいる方もいらっしゃると思います。最近ではライトノベルも流行りだしていますが、公の場所で読むのは少し抵抗があると思います。だってあの表紙ですもの。
ミステリーにも色々ありまして「火曜サスペンス」のように殺人事件ですとか、「ホラー」は「ミステリー」の一部なんていう人もいます。私はそう思いませんし折木奉太郎も思わないそうです。
そこで今回、ミステリーで有名な「米澤穂信」さんの小説を紹介していこうと思います。
誰ぞや?米澤穂信
受賞歴を淡々と並べるのもなんなので、簡潔に紹介していきます。
「氷菓」というアニメ化もされた小説の角川学園小説大賞奨励賞をでデビュー作とし、様々な作品で賞やミステリーランキングをとっている。ミステリーランキングでは三冠を制覇。史上初の快挙を達成した。作品の特徴として「日常ミステリー」というものが多いです。殺人などではなく、よく見てみるといつもの日常にも不思議がある。といったものです。
バッチコイ、小説
一位 追想五断章
二位にするか悩んだんですが、一位にしました。こいつは傑作です。
古書店に居候する少年は、ある女性から死んだ父親の「結末のない物語」を探してほしいと依頼を受けて、調査を進めるうちに父親が過去の殺人事件の容疑者だったことがわかり・・・ というあらすじ。
最後のどんでん返し?? が見逃せない作品です
二位 儚い羊たちの祝宴
ノンシリーズの短編集。日記調に書かれたものが多いです。
お嬢様が集まる読書会「バベルの会」の会員の周りには、殺人事件やらなんとやら。
最初の短編「身内に不幸がありまして」は最高です。
三位 〈小市民〉シリーズ
- 春期限定いちごタルト事件
- 夏期限定トロピカルパフェ事件
- 秋期限定栗きんとん事件【上・下】
の四作品があります。
訳合って小市民を目指す高校一年生男女は、なぜか小市民らしからぬ謎を得は目になってしまう。
ライトノベル調で、「日常の謎」の作品と言えます。
まとめ
今回は米澤穂信の本を紹介しました。本当は〈古典部〉シリーズ(氷菓)もあるんですが、個人的にはアニメのほうがいいと思います。それからの小説。
それに新しい本も発売されるようなので、そちらも期待と言ったところです。
0 件のコメント :
コメントを投稿